部門紹介
 
診療技術科

 
薬局紹介
患者さんの治療・検査や病気の予防等に必要なお薬を、安全に正しく適切に使用できるように、薬剤師が様々な仕事をしています。

 

私たち病院薬剤師はこんなことをしています

私たち病院薬剤師はこんなことをしています
調剤業務
外来処方は患者様の利便性を優先し、院内の薬局でお薬を調剤しています。外来診察が終了した後、会計の領収書右側の引換券と院内薬局窓口でお薬を交換いたします。
窓口のあいている時間は、平日の朝8:30から夕方5:00までです。
入院処方は定期処方と臨時処方があります。患者様の状態によりお薬を粉砕したり、一回量を分包したりします。

薬剤管理業務
<院内薬品管理>
院内各部署に配置されたすべての医薬品の適正な保管状態、数量や期限等を管理しています。

<注射薬管理>
病棟等の在庫薬品質管理をはじめ、全患者注射薬個人セットおよび注射処方監査をしています。

<薬事委員会の開催>
適正な薬剤使用を監視し必要な薬品を意識し、新しい薬剤の採用提案や使われなくなった薬剤の採用中止案、ジェネリック薬品への変更案、その他薬品管理に関することを検討しております。


各種委員会への参加
病院全体で取り組んでいる医療安全や感染対策・褥創対策など各種委員会を通して参加しています。

 

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品とは
医師に処方してもらうお薬(医療用医薬品)は2つあります。
・先発医薬品
・後発医薬品(ジェネリック医薬品)
「新薬」として発売された先発医薬品は、開発したメーカーが特許期間(20〜25年)で守られ、独占的にその薬を製造販売することができます。しかしこの特許期間が過ぎると、他のメーカーも同じ有効成分・含量でお薬を製造することができるようになります。これが「ジェネリック医薬品」です。
ジェネリック医薬品は、新薬に比べ開発や研究にかかる時間も金額も少ないので、新薬の2〜7割に価格が決められています。


ジェネリック医薬品を使うメリット
患者さんの薬代の負担が減ります。また国の高騰する医療費の抑制にもつながります。またジェネリック医薬品の中にはより使いやすい工夫(大きさ・味・におい等)をした製剤もあり便利です。


ジェネリック医薬品の有効性・安全性
新薬と同じ規格や試験方法のもとで生物学的同等試験を行ってから発売されていますので、有効成分については新薬と同じ効果が期待できます。
新薬と同じように厳しい品質管理が行なわれており、「品質再評価制度」が導入されています。
※ジェネリック医薬品は、新薬と有効成分・含量は同じですが、添加剤や賦形剤などの成分や含量多少異なり、完全に同じ薬とは言えません。お薬が新薬からジェネリック医薬品に変更となった場合は、最初の1〜2ヶ月は体調に変わったことがないかを注意してください。


当院のジェネリック医薬品への対応
当院は院内でお薬を調剤します。ジェネリック医薬品の有効性、安全性、経済性を考慮し、患者の皆様のご希望にできるだけそえる形で採用しています。
しかしすべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。信頼度の高い優良ジェネリックと判断した製品のみを使用していますので、どうかご理解くださるようお願いいたします。