診療部

 リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)であり、「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味を持っています。
皆さんはリハビリテーションのイメージとして、「大きな病気やケガに対して行う特別な治療であり、自分たちには関連がない」と思っていませんか。果たしてそうなのでしょうか。私たちは生きていく中で、病気やケガ・心身の機能低下の発生に対し、避けて通る訳にはいきません。視力が落ちればメガネやコンタクトレンズ、難聴には補聴器、口腔内では義歯を気軽に用います。これらの機能低下に対し、医療機器の使用や生活の工夫などの対応・対策は、冒頭で述べた「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」のリハビリテーションに相当します。こうしてみると、私たちは知らず知らずのうちにリハビリテーションを通して、人生や生活を築いており、リハビリテーションは身近な存在であることが分かります。

 人は誰しも個性を持っています。生まれながらに備わった容貌や能力がそれぞれ違うように、人生や生活スタイルにも違いがあります。当院ではその個性を尊重し、患者さま・ご家族と相談しながらリハビリテーションの方針・ゴールを決め、機能回復・維持に努めています。

 リハビリテーションを受ける患者さま・ご家族は、自分自身と闘っています。その過程では、孤独を感じ、時には気力すら奪われてしまいます。そんな方たちが、再び 『輝ける人生』を送っていただけるように、スタッフそれぞれの専門性を生かしてアプローチをしています。

 当院では、全スタッフがチームワークを生かし、一丸となって、患者さまの回復を支援しています。